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リターンとストロークは別物?

リターンとストロークの違いについて、自分が気づいたポイントを整理してみました。

テニス歴は20年近くになりますが、最初の頃は「リターンとストロークは全然違う」ということに全く気づいていませんでした。同じフォアハンドやバックハンドなのに、なぜか試合でリターンだけ上手くいかない。そんな経験、ありませんか?

今回は、自分がジュニア時代から悩み、研究と分析を重ねてきた経験をもとに、リターンとストロークの違いについて考えてみたいと思います。

リターンで感じる「違和感」の正体

練習でストロークは安定してきたのに、試合のリターンになると急にミスが増える。私もずっとこの悩みを抱えていました。特に感じたのが、以下のような違和感です。

打つタイミングが全然つかめない
ストロークのラリーだと、相手のボールを見てから準備する時間がありますよね。でもリターンは、サーブが来るまで相手の動きしか見えない。ボールが見えた瞬間にはもう遅い、というケースが多かったんです。

週に2回くらい練習していた頃、ストロークは70%くらいコートに入るようになったのに、リターンは50%も入らない。何が違うんだろうと思っていました。

なぜリターンは難しいのか

実際にリターン練習を重ねていく中で、いくつか気づいたことがあります。

ボールのスピードと回転が違う

当たり前のことなんですけど、サーブって速いんですよね。私がよく対戦する相手でも、ストロークより明らかにサーブの方が速い。しかも回転のかかり方も違います。

スピンサーブだと高く跳ねるし、スライスサーブは横に曲がる。ストロークのラリー中では味わわない感覚なんですよね。この「予測できない変化」が、リターンを難しくしている気がします。

構えの位置とタイミング

もうひとつ気づいたのが、構えの位置です。

ストロークのラリーでは、ベースライン付近で相手のショットを見ながら動けます。でもリターンは、サービスライン付近かそれより後ろに立つことが多い。この距離感の違いが、体の使い方に影響していたんだと思います。

特に、相手のトスが上がってからスイングまでの時間が短い。一瞬のタイミングのズレで、打点が前になりすぎたり、逆に遅れたりする。ストロークのように「余裕を持って打つ」というのが難しいなと感じました。

メンタル面の違い

これは個人的な話になりますが、リターンって「返さなきゃ」というプレッシャーが強いんですよね。

ストロークのラリーでミスしても、「まぁ次頑張ろう」と思えます。でもリターンでミスすると、即ポイントを失う。しかもブレイクポイントとか、大事な場面だとさらに緊張してしまって、いつもの打ち方ができなくなることがありました。

自分なりに意識してみたこと

「リターンとストロークは別物」と思うようになってから、練習の仕方も少し変えてみました。

リターン専用の練習時間を作る

まず、ストロークとは別に「リターンの時間」を作るようにしました。友達にサーブを打ってもらって、とにかくコートに返すことだけを意識する練習です。

最初はフォームとか気にせず、「相手のサーブに慣れる」ことに集中しました。30球、40球とリターンを続けていくうちに、「この人のサーブはこういう感じ」というのが何となく分かってくるんですよね。

テイクバックを小さくしてみた

ストロークのように大きくテイクバックすると、間に合わないことが多かったので、コンパクトなスイングを試してみました。

完璧なフォームじゃなくても、まずは返すことが大事だと思ったんです。実際、テイクバックを小さくしたら、タイミングが合いやすくなって、ミスも少し減った気がします。

「完璧に打とう」と思わない

これが一番大きかったかもしれません。

ストロークのように強打しようとすると、どうしても力んでしまう。リターンは「とりあえず返す」くらいの気持ちで打った方が、結果的に良いボールが返ることが多かったです。

もちろん、相手のセカンドサーブの時は攻めることも考えますが、基本的には「ミスしないこと」を優先するようになりました。

まとめ

リターンとストロークは、同じ打ち方に見えても、全然違うものだと感じています。

ストロークは「自分のリズムで打てる」のに対して、リターンは「相手のリズムに合わせる」必要がある。この違いを理解してから、少しずつリターンも安定してきた気がします。

もしリターンが苦手だと感じているなら、ストロークとは別の技術として練習してみるのも良いかもしれません。最初は返すだけでもOK。焦らず、自分のペースで慣れていけば、少しずつ感覚がつかめてくると思います。

*(テニス歴8年、主に週末プレーヤーとして楽しんでいます。あくまで個人の経験をもとにした内容です)*

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Author

Shun Mizukami

テニス歴 20 年。ジュニア期から競技を続け、出版社での編集経験を経て、 現在はプレー経験と言語化の両方を生かして Next Point の記事を制作しています。 技術論だけで終わらず、次の練習で何を試すかまで落とし込める内容を重視しています。